「ためしてガッテン」でも扱われた、筋膜の癒着の話

 昨日の「ためしてガッテン」。
 しつこい肩こりには「筋膜の癒着」が関わっているというのがテーマでした。

 筋膜とは、筋肉の表面を包む膜。不調が続くと、その筋膜が縮んで固くなったり、貼り付いて動きが悪くなったりします。
 番組では、筋膜を伸ばして、癒着による動きの悪さを解消する方法を紹介していました。

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 トップページでも書いているように、八起堂治療院は、癒着を治す治療院です。

 最初に、組織の癒着を治療するTAM手技療法を発表したのが十年前。筋肉をぐいぐい押してほぐすマッサージが主流の時代で、癒着という概念は、まだほとんど知られていませんでした。
 それがテレビで扱われ、一般の人の目に触れるようになったことには、隔世の感があります。

 これから、単純にもみほぐすのではない治療が、広がっていくのではないかと期待しています。

 もっとも、今回のテレビで扱っていたのは、一つの筋膜の癒着まで。複数の筋肉間の癒着や、筋膜と同じ組織で出来ている、関節靭帯の癒着については、まだこれから。

 八起堂としても、もっと組織の癒着についての情報発信に力を入れたいと思います。