奈良時代の「ゴミ」

 昨日、平城宮跡資料館に行ってきました。夏の特別展示「平城京ごみずかん」を見るためです。
 読んで字のごとく、平城京の発掘の際に出てきたゴミを、展示しています。

 当時、平城京では穴をほってゴミを埋めるというのが処分の主流だったようです。そうしたゴミの中には当時を知る貴重な資料も含まれています。

 割れた陶磁器などが多いのですが、貴族の屋敷からはガラス玉や、木でできた靴も。面白いのが、牛乳代の支払いの木簡(木に書いた文書)があったこと。当時、牛乳を飲んでいたことがはっきり読み取れるのが面白いですね。

 当時の役所のゴミ捨て場からは、すごろく盤も出てきました。仕事場で、何やってたんだ…。

 陶磁器やレンガには落書きされたものも多かったのですが、画法がマンガチックです(写真はパンフレットから)

 何で読んだのか忘れましたが、西洋人は図形を面の陰影で捉えようとするのに大して、日本人は外形の枠線で捉えようとするとのこと。1300年前から、その傾向ははっきりしていたようです。展示物だったので撮影しなかったのですが、ちびまる子ちゃんの山田くんそっくりの絵があったり。

 このゴミ展は今月の23日で終り、10月17日からは木簡の実物展示が始まるそうです。

「ちょうど正倉院展の時期ですので、あちらを見る方には、こちらにも来て欲しいです。無料ですよ!」
 とは、博物館スタッフのお話でした。

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