曲がりにくい指の治療について

 先日から「指が曲げ伸ばしできない」という方の治療を続けて行う機会がありました。
 この症状にも、いくつかのパターンがあります。

・指の皮膚・皮下組織が癒着している場合。

・使いすぎなどによって、関節がズレている場合。

・リウマチや、骨折によって、関節が破壊されている場合。

 その他、ばね指など、腱の動きに障害があって、上手く動かない場合もあります。

 実際にはこうした症状が単一で存在することは少なく、複合的なアプローチで治療を行います。そうしたアプローチの中でもっとも有効なのは、皮膚の癒着解消。

 他のどの症状も、その過程では腫れを伴いますから、皮膚・皮下組織の癒着が発生します。癒着は抵抗となり、骨格が細く、力も弱いだけに、影響は大きく出ます。


 ということで、指が曲がりにくい場合には、まず指全体の皮膚・皮下組織の癒着を解消すること。それをきちんとするだけで、すぐに可動範囲は広がります。ついで関節のズレを修正、腱の動きを調整してゆくことで、かなりの指は曲がるようになります。

 関節の破壊が進んでいる場合には難しくなりますが、関節包や靭帯に余裕をもたせることで、多少は動きが戻ることもあります。

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ブログ最新記事

2017年

7月

25日

NHKガッテン2017年7月12日で、関節包の治療が紹介されました

 古い話で申し訳ないのですが…。
 この回のガッテンのテーマは膝の痛みでした。

 一般的に膝痛は、関節軟骨がすり減ることによって起こるとされています。
 ところが、ある医師がレントゲン写真と患者さんの状態を比較したところ、それとは違う結果が出ました。軟骨がすり減っていても痛みが出ない患者さんがいたり、すり減っていないのにひどく痛む患者さんがいたりしたのです。

 そこで医師がたどり着いた結論は、関節を包む膜、関節包が固くなり、縮んでいることが痛みの原因であるというものでした。

 番組は、関節包のストレッチで膝の痛みを軽減する方法を紹介していました。

・・・・・・

 来ましたね!

 私の知る限り、関節痛の原因を関節包と紹介したテレビ番組は、これが初めてです。

 昨年、「筋膜の癒着」という形で、癒着が原因という話が出ましたからTAM手技療法の基礎になる仮説、「関節包の癒着」が証明されるまで、あと一息です!

2017年

5月

29日

仏様は、前のめり…姿勢と重心の関係

 今、奈良の国立博物館で「快慶展」をやっています。

 奈良には国宝・重文級の仏像がゴロゴロしていますが、その中で一番好きなのを選べと言われたら、迷わず東大寺南大門の金剛力士像を選びます。この像を作った中心人物の1人が快慶です。 

 快慶の特徴は、写実とデフォルメの融合した迫力。

 今回の快慶展では、様々なバリエーションの像を比べることが出来て、興味深いものでした。

 ある高僧をモデルにした像など、顔のシワから口元の微妙な歪みまで、モデルの性格がはっきりわかるほどの描写力。いかに観察力に優れた仏師だったかがわかりました。 

 いくつもの像を見ているときに、妻が言いました。
「仏様って、前のめりだね」
 なるほど、横から見ると直立していません。角度にして10度くらい、前に傾いて立っています。

 

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2017年

4月

11日

ねんざの痛みが長引く原因は

  八起堂治療院は、ねんざ後遺症の治療を得意としていますので、捻挫についての問い合わせをたびたび頂きます。

 

  その中でも多いのが、

 「ねんざのあと、何ヶ月たっても腫れが引かなくて、気がついたら関節の動きが悪くなっていたんです…」

  という、長引いたねんざの後遺症です。

 

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