2015年

12月

24日

おこのさた

 日本語は、比較的変化の早い言語だと言われています。その変化にもいろいろな方向性があります。

 たとえば私が子供の頃、犬にはエサを「やる」ものでしたが、今では「あげる」を使う人が増えています。
 これは「敬意低減の法則」と言われていて、昔は敬意の表現だったものが、だんだん価値が下がって普通の言葉になってゆくという傾向をいいます。「貴様」や「お前(御前)」などという言葉が罵り言葉になっているのがその一つの例ですね。

 あと、多い変化が短縮語。言葉の一部だけとって使う方法。

 最近よく聞く言葉に「おこ」があります。「怒っている」の頭だけとった言葉。もとは単なる短縮語ですが、なんとなくかわいい響きがあって、悪くないと感じます(自分では使いませんよ。おっさんの分はわきまえています)。

 ただ「おこ」と聞いた瞬間にまず「烏滸の沙汰」という言葉が浮かんでしまうのは、古風な言葉を遣う作家、森見登美彦ファンのせいでしょうか。

 「烏滸の沙汰」は、無礼とか、馬鹿げている状態をさす言葉。しかし、音で聞くと、同じ「おこ」なんですね。もう少ししたら「おこのさた」と言った時に「怒ること」と思われるようになるのでしょうか。

 それより先に「烏滸の沙汰」などという言葉が消えてなくなるのかもしれませんが…。

付記
 森見登美彦氏は、奈良出身の作家。うちは、夫婦揃っての大ファンです。
 ファンタジーともギャグともつかない作品には、独特の面白みがあり、「四畳半神話大系」と「有頂天家族」はアニメ化もされました。イメージがあまりにも特異で、実写化は難しいようです。

 現在も奈良在住ということで、妻は目撃したこともあるとか。
 森見先生、西大寺をお通りの際は、ぜひご連絡下さい。マッサージをサービスいたします!

八起堂治療院連絡先

奈良市西大寺新池町3-10

電話 080-3112-8738

hakkidou.tam@gmail.com

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