ハイヒールを履くとキレイに見えるワケ

 女性の足元を綺麗に魅せるアイテムの一つ、ハイヒール。これを履くと、足がすっと伸びて、スタイルがよく見えると言われています。

 スタイルよく見える理由の一つは、足が伸びて見えること。これはわかりますね。踵(かかと)の高さ分、腰の位置が高くなるからです。
 そしてもう一つの理由は、姿勢が良くなることです。

■ハイヒールは、姿勢を変える

 立っている時の姿勢は、足裏のどこに体重がかかるかで変わってきます。

 例えば、踵(足の後ろ側)に体重がかかっていると、後ろに倒れそうになりますね。すると、バランスを保つために上体が前にでて、背中が丸くなるのです。

 ハイヒールを履くと、踵が高くなるので、自然に体重が足の前側にかかります。上体を前に倒す必要がなくなるので、腰や背中が伸びて、キレイに立つことができるというわけ。

 ハイヒールとまではいかなくても、少し踵の高い靴を履くと、姿勢が良くなります。これは、男性でも使える方法。

■足首の調整でも同じ効果が

 現代人は、昔の人に比べて、踵の側に体重がかかっていると言われます。つまり、姿勢が悪くなりやすいということ。
 原因は、歩くことが少なくなったためだと言われています。

 治療をしていても、足首が固いために体重を前にかけられない人がいます。そんな方の足首を調整して深く曲げられるようにすると、体重の位置が変わって姿勢が良くなります。
「立ち方が変わった!」
 と治療後におっしゃる患者さんもいます。

 姿勢が悪いと気にしていらっしゃる方、実際には、こんなところが原因のこともあります。頑張って背中を伸ばすよりも、こうした方法でキレイな姿勢を手に入れるのはいかがでしょうか?

 ところで、ハイヒールと言えば、外反母趾との関係が気になるところ。次回は、そのお話を。

お知らせ

義足のプロダンサー、大前光市さんのブログで紹介していただきました。

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院長 池浦誠

1969年生まれ。
2003年に鍼灸師・マッサージ師の国家資格取得。
2005年に開業。同年関節リリース技法、TAM手技療法を発表。
2017年に技術指導DVD、「関節リリース5テクニック」を上梓、指導にあたっている。

八起堂連絡先

奈良市西大寺新池町3-10
電話 080-3112-8738
hakkidou.tam@gmail.com

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居合…抜き付けの物理学

 居合道の、代表的な動きが「抜きつけ」。一瞬で刀を抜き、横なぎに前方へ切りつける動作です。

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前回、抜き付けで刀を左から大きく回して抜くのは、現実的でないという話をしました。

 ではどう抜くかというと、ほぼ前に向かって抜きます。
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2018年

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マンガで見られる、身体をねじった抜刀の構えは、意図的なデフォルメで、実際には、まず使われません。

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・モーメントが邪魔をする
 この抜き方では、刀を左側に大きく抜いて前方へ回す、大きな円のコースを描きますね。
 以前も書いたモーメントの問題で、円の半径が大きくなるほど、必要なモーメントは大きくなる…つまり加速が遅くなります。移動距離も長くなるので、相手への到達が遅れます。これは実戦では大きなデメリット。

 また、こうして加速された刀には大きなエネルギー(勢いと思ってください)があるので、相手に当たれば大きなダメージを与えることができます。しかし、狙いを外したときには一転、ピンチに。

 物体には慣性の法則(動いているものは動き続けようとする)が働くので、大きなエネルギーを持った刀は止めるのも、方向を変化させるのも難しくなるからです。

 そこで、実際の居合では、早く、コントロールしやすい方法で抜きます。その詳しい話は次回に回すとして…。

・ねじりの構図は、力強い
 では、なぜマンガの中でこうした構図が使われるのか。それは、力強い絵になるからです。
 人体表現は面白いもので、体幹部にねじりが入ると、急にイキイキとしてきます。ミケランジェロの多くの彫刻に、ねじりの構図が使われているのは有名ですし、ロダンの「考える人」なんて、無理に体幹をねじっています(右ひじが、左の膝にのってるんですよ!)。

 静止画で表現しなくてはならないマンガでは、こうした工夫が重ねられて、現在に至っているんだなあ、と感心します。

2018年

10月

15日

義足のプロダンサー、大前光市さんのブログで紹介していただきました

 大前光市さん。

 リオパラリンピックの閉会式や、去年のNHK紅白歌合戦、平井堅さんとの共演で、ご存知の方も多いと思います。
 八起堂治療院に来てくださるようになったのは、去年秋頃から。

 自分の身体感覚に真摯な方なので、施術するこちらも、その熱意に引っ張られるように深く集中します。おかげで、何度も施術をしているうちに私の方がレベルを引き上げていただいたと感じています。

 NHKの番組などでは、厳しい表情が取り上げられることが多いのですが、素顔は楽しい、話好きな方です。とくに、身体の使い方の話などになると熱が入ってきて、治療中でも立ち上がって実演してくださったり。
 最近、私がブログで身体の使い方について書いているのも、お話に触発されて考えることが増えたからなのでした。

 これからも、勉強させていただきたいと思っています。

大前さんのブログは こちら