「足ぺら」の研究⑤ 足を固めるのに、腱反射を使う

フリースタイルフットボールをやっている方向けの話が続いてます。

 正確なキックのために、足を固める。
 しかし、もしガチガチになるほど力を込めて固めているなら、それは2つの意味で損をしています。

 一つは、足を痛め、足ぺらの原因になること。
 もう一つは、膝の動きが悪くなることです。

 筋肉には、腱反射という性質があります。
 「腱反射」とは、筋肉と骨をつなぐ腱が急速に引っぱられると、瞬間的に筋肉が緊張する反射です。有名なのが、いわゆる脚気の検査。膝頭の下を軽く叩くと、足が跳ね上がる、アレです。
 これは、筋肉の長さを一定に保とうとする性質なので、足を固定する働きをしてくれます。

 腱反射を使う場合は、力を入れて固めるのではなく、弱い力で一定の形に保っておくだけで十分。ボールが当たると、腱反射によって足を上げる筋肉が緊張し、自動的に足の形を保ってくれます。

 腱反射を使うと、足にかかる負担が、かなり小さくなります。
 基本的な緊張が少ない上に、緊張が強くなるのはボールが当たる一瞬だけ。しかも、腱反射を起こすのは足の前側の筋肉だけで、後ろの筋肉は反応しませんから、その分の負荷も減ります。

 そして、膝の操作も楽になります。
 足を固めるのに使う腓腹筋は、膝を曲げる筋肉でもあるので、その緊張が弱いことで、膝が楽に動かせるのです。


 できるかぎり少ない力で、足を使うこと。結局は、それが一番の足ぺら予防になるようです。

 さて、足ぺら関連の話は、今回で一区切り。コメントをいただいたり、思いつくことがあれば、また書きます。

 門外漢の書くことで、的はずれなこともあったかと思いますが、気づかれたことなどあれば、ご指摘いただければ幸いです。