足ぺらについて、新しい理論をnoteに書きました。(2022年12月29日)
基本的には足先が落ちるのは前脛骨筋の過労、足先がおかしな方向を向くことについては、癒着で考えています。対策なども書いていますので、よろしければそちらをご参照ください。
note 足ぺらの症状と対策について
(この記事は、過去の記録としてのみ残しています)
以下、旧記事。

フリースタイルフットボールをやっている方向けの話が続いてます。
正確なキックのために、足を固める。
しかし、もしガチガチになるほど力を込めて固めているなら、それは2つの意味で損をしています。
一つは、足を痛め、足ぺらの原因になること。
もう一つは、膝の動きが悪くなることです。
筋肉には、腱反射という性質があります。
「腱反射」とは、筋肉と骨をつなぐ腱が急速に引っぱられると、瞬間的に筋肉が緊張する反射です。有名なのが、いわゆる脚気の検査。膝頭の下を軽く叩くと、足が跳ね上がる、アレです。
これは、筋肉の長さを一定に保とうとする性質なので、足を固定する働きをしてくれます。
腱反射を使う場合は、力を入れて固めるのではなく、弱い力で一定の形に保っておくだけで十分。ボールが当たると、腱反射によって足を上げる筋肉が緊張し、自動的に足の形を保ってくれます。
腱反射を使うと、足にかかる負担が、かなり小さくなります。
基本的な緊張が少ない上に、緊張が強くなるのはボールが当たる一瞬だけ。しかも、腱反射を起こすのは足の前側の筋肉だけで、後ろの筋肉は反応しませんから、その分の負荷も減ります。
そして、膝の操作も楽になります。
足を固めるのに使う腓腹筋は、膝を曲げる筋肉でもあるので、その緊張が弱いことで、膝が楽に動かせるのです。
できるかぎり少ない力で、足を使うこと。結局は、それが一番の足ぺら予防になるようです。
さて、足ぺら関連の話は、今回で一区切り。コメントをいただいたり、思いつくことがあれば、また書きます。
門外漢の書くことで、的はずれなこともあったかと思いますが、気づかれたことなどあれば、ご指摘いただければ幸いです。
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