身体が固くなったなあ、と感じたら

TAM手技療法肩こり効果説明

 子供の体は、びっくりするほど柔らかいですね。筋肉にも関節にもこわばりがなく、肩こりや腰痛なんかありません。

 それが、年齢を重ねるにつれて固くなってくるのは、関節の固さと、それによる筋肉の緊張。それが肩で起こると肩こりに、腰で起こると腰痛にと、身体のあちこちに不調を起こします。

 関節は、腫れたり、動きが少なかったりすることで固くなってゆきます。ストレッチや運動である程度予防できますが、固くなってしまったら治療が必要。しかし、関節の固さを治療するところは、あまりないのが実情です。
 八起堂治療院のTAM関節リリースは、これまで治療されてこなかった、関節の固さにアプローチ。関節可動域を広げて、症状を改善する技術です。

関節を軽くするから、コリ、痛みも軽くなる

動画は、2017年に発売したDVD「関節リリース5テクニック」から。施術しているのが院長の池浦です。

八起堂のTAM手技療法は、関節の中に生じた「つまり」をとる、「関節リリース」の専門技術です。
 一般的なマッサージと違うのは、 押す、揉むをほとんど使わないこと。手足や肩などを特別な角度で動かして、関節・筋肉の固さを解消してゆくので、通常のマッサージでは届かない深さまで働きかけることができます。
(関節リリースの詳しい原理については「TAM手技療法とは」の項をご覧ください)

 

関節リリースは、こんな人におすすめ

肩こり、腰痛などでお悩みの方

八起堂では、肩関節や肘関節、肩甲骨(肩甲骨はがし)、場合によっては肋骨の貼りつきもとって、動きを改善することで、筋肉を柔らかくします。

 腰痛では仙腸関節(骨盤の継ぎ目)、腰椎と周りの筋肉の貼り付きをほどきます。こわばっていた腰に弾力が出てくると、痛みも減少します。(→腰の治療

ケガや手術跡などの固さに、お困りの方

ねんざが治った後、関節の動きにくさが残ることはありませんか?
それは、腫れていたときに靭帯や関節包に沈着したタンパク質が、動きを妨げているからです。
手術後の関節の固さも同様で、動きにくいことがあります。

とくに関節が歪んだ形で固まった場合には、姿勢に影響を与え、緊張や痛みを発生することがあります。
関節リリースは、そうした後遺症を解消するのに最適です。

・スキーによる膝関節の高原骨折(脛骨の関節面が壊れる骨折)で膝が曲がりにくくなっていた方(40代男性)が、経過をブログ「飲んで食べて滑る。」で紹介してくださっています(外部リンク)。
筋膜リリースは他の治療院ですが、関節内部のリリースは、八起堂が担当しました。

・初回の治療前後比較 → 2016年8月29日

・三回目の治療後 → 2016年9月10日

・初療から半年後、スキー大会に出場! → 2017年3月27日

スポーツ、ダンス、演奏など、高いパフォーマンスを求める方

八起堂が得意としているのが、手首、足首の治療です。

足首も、手首も、小さな骨が集まってできています。その小さな骨の動きが少し悪くなるだけで、指が動きにくくなったり、踊りや走りのパフォーマンスが落ちたりするのです。

しかし、この小さな骨の動きを改善する施術する治療院は、全国的にもほとんどないそうです。

演奏家、スポーツ選手、ダンサーなどの方々が、
「ここでしか受けられない治療」
と他府県、場合によっては中部や関東、北陸からも、八起堂に来てくださいます。

(→手の治療)(→足の治療

・義足のプロダンサー、大前光市さんが、ご自身のブログで八起堂治療院を紹介してくださいました。

リオパラリンピックの閉会式や2017年のNHK紅白歌合戦、平井堅さんとの共演でご存知の方も多いと思います。
大前さんは、治療というよりも、身体のパフォーマンスを上げるという目的で来てくださっています。

大前さんのブログは こちら 2018年10月15日の記事です。

関節リリース治療の流れ

①まずは、ご連絡下さい
 電話 080-3112-8738
 メール
 hakkidou.tam@gmail.com
 
完全予約制ですので、都合の良い日時をお知らせくだされば、それに合わせて予約をお取りします。メールには、必ずお名前を明記してください。

②初回の治療
 関節リリースが適しているかは、初回の治療でわかります。施術後に改善が見られれば、その方には関節リリースが有効だとわかりますので、改めて治療計画を立て、施術をすすめます。 
 初回で改善が感じられなければ、関節リリースは合っていないと判断できます。治療を終了し、病院や、他の治療院など、可能性の考えられる方法について提案いたします。
なお、初回の施術で効果が感じられなければ、治療費はいただきません。

③治療回数
症状により異なりますが、大まかな症状の改善は、数回でめどが立つ場合が多いです。細かなバランスや感覚まで調整する場合は、もう少し長くなります。
ケガによる癒着は、一度解消してしまえば戻ってしまうことは少なく、効果が持続することが多いです。

④メンテナンス
生活習慣や姿勢による癒着は、時間とともに戻ってくることがありますので、1か月に1回程度のケアをお勧めしています。

さいごに

最後までお読みくださって、ありがとうございます。

癒着の治療という概念は新しいもので、あまりなじみがないと思います。しかし、それだけに新しい可能性を秘めています。
まずはお気軽に、ご連絡ください。

八起堂治療院

 電話 080-3112-8738

 メールはここをクリック→hakkidou.tam@gmail.com

迷惑メールフィルタのためか、返信メールが届かずご連絡できないケースがあります。
一日待っても返信が来ない場合には、改めて電話でのご連絡をお願い致します。
メールには、お名前の明記をお願いいたします。
 

お知らせ

院長 池浦誠

1969年生まれ。
2003年に鍼灸師・マッサージ師の国家資格取得。
2005年に開業。同年関節リリース技法、TAM手技療法を発表。
2017年に技術指導DVD、「関節リリース5テクニック」を上梓、指導にあたっている。

八起堂連絡先

奈良市西大寺新池町3-10
電話 080-3112-8738
hakkidou.tam@gmail.com

こちらからの返信メールが、
迷惑メールフィルタに引っかかってしまうケースがあります。(特に、ケータイのメール)

一日待っても返信がない場合は、改めて電話でご連絡下さいますよう、お願い致します。

ブログ最新記事

2018年

11月

13日

古武術技法⑧ 円の動きとは

合気道などで言われる「円の動き」。相手の力とぶつからず、動きを導く技術です。

 しかし、単に回ったり、丸く動けばいいというわけでもなく、イメージがしづらいところがあります。

 今回は、治療を通して学んだ「相手とぶつからない円の動き」について、書いてみます。

・回転しながら動く円
 私が実感している円の動きは、相手の力を円周に受けて、回転しながら動いてゆく円です。

 合気上げを例に取ると、前から押さえられる力で、前腕を仮想の円に沿って回します。と同時に、体の動きで円そのものを前に押し出してゆくと、前腕は相手とぶつかることなく、前に出ているというわけです(図)。

・円の動きの本質は、変化の連続
 なぜ、円の動きは有効なのでしょうか。
 一つには、直線的な力のぶつかり合いを、回転と移動という、種類の違う力に変換してしまうこと。回転と移動は共存できるので、直接的なぶつかりあいがなくなります。

 もう一つは、円が変化の連続であることが上げられます。
 私達の動きは、情報を脳に送り、脳からの指令で筋肉が動くという順番。この間、神経伝達と情報処理によるタイムラグが有るので、脳は先の動きを予想した動作を返してきます。

 ところが、円周上を動くと角度が連続的に変化するので、脳の指令が帰ってきた時には、すでに状況が変わってしまっています。そのため的確な対応が難しくなるのだと思われます。

 もっとも、単純な円の動きは読まれやすいので、実際には球のような3Dの円だったり、大きさが変化する円だったりします。

2018年

11月

12日

なぜ、クジャクの羽根は大きいのか?

急に雑談になりますが…。

進化論の原則は、適者生存のはず。それなのに、明らかに生き残るのに不利な性質を持った生き物がいますよね。

 例えばクジャクのオス。なぜあれほど尾羽根が大きいのか? 
 理由は、メスが羽根の大きい雄を選ぶからです。生き残る確率は低くても、子孫を残せる確率が上がるので、羽根の大きさが受け継がれるとされています。

 しかし、ここで問題が。メスはどうして、生き残るのに難しい条件を持ったオスを相手に選ぶのでしょうか。

・ハンディキャップ理論?
 今、主流は「ハンディキャップ理論」だそうです。
 尾の長いクジャクのオスは、生き残るのに不利なはず。それでも生きているからには、ハンディキャップを補ってあまりあるだけの筋力や瞬発力をそなえていると考えられます。そこでメスは、尾の長いオスが優秀と考えて選ぶ、という理論です。

 この理論、変だと思うんですよね。
 理論通りなら、クジャクのメスは「長い尾が不利だ」という知識を持ち、さらに「不利なのに生きているのは能力が高いからだ」と推論していることになります。こんな論理的判断力がクジャクにあるかどうか。
 クジャクならまだしも、シュモクバエ(画像検索してみてください。すごい顔をしています!)のような昆虫に、そんな判断力はありません。
 もっと、単純な基準で判断をしていると見るべきです。

・大きさを図るルールの問題?
 多くの動物では、身体の大きなオスが選ばれる傾向があります。身体の大きさは餌を得る能力や戦闘力を直接的に示すので、妥当な方法です。しかし野生動物は、オスの大きさを図るハカリも物差しも持っていません。
 個人的には、この大きさの基準が問題だったのではないかと考えています。

 たとえばクジャクのメスが、正面から見た身体の大きさでオスの大きさを測っているとしたらどうでしょうか。羽根でもなんでも広げて、面積を稼いだオスが有利になります。
 体の長さで測っているとしたら、尾羽根だけを伸ばして長く見せかけるのが有利(サンコウチョウ)。
 両目の間隔で測っているとしたら、目だけ左右に伸ばすのが有利ですね(シュモクバエ)。

 スポーツのルールが変わると、選手のプレイスタイルが変わるように、一定のルールのもとで有利な方向に進化したのが、今の不思議な形ではないかと考えます。

・ランナウェイ理論、復権して!
 ハンディキャップ理論の前には、ランナウェイ理論(ランナウェイは暴走の意味)という理論がありました。これは「多くのメスがたまたま好きになった形質が進化に影響する」という説。しかし、不合理な好みが進化の過程で生き残れるのか、という批判があり、ハンディキャップ理論にとって変わられたという経緯があります。

 しかし、メスの好みに明確な理由があれば、ハンディキャップ理論よりも、ランナウェイ理論の方が納得しやすいと思うのは、私だけでしょうか? 

2018年

11月

11日

古武術技法⑦ のれんに腕押し

 古武術技法の①で書いたように、掛け手が脱力してみせると、受け手も脱力してしまうのが人間の性質。この戦略的脱力(?)には、他にも様々なバリエーションがあります。

 たとえば③では小手返しを例にとって、運動線を選んで脱力する方法を紹介しました。今回は、全身の動きで行う方法を紹介します。

・身体を動かして「のれんに腕押し」
 掛け手が技をかけようとするとき、受け手は押し返そうとするので、二人の力が拮抗します。

 そこで掛け手は、受け手の力に流されるようにして、自分の身体を移動してしまいます。受け手は、押していたはずの相手がスルッと動いてしまうので「のれんに腕押し」の錯覚を起こし、脱力してしまいます。掛け手は、その間に技をかけるというわけ。
 錯覚を起こさせるための身体移動は、わずかに数センチでもOK。 

 身体を移動するには、腰や足の脱力で上体だけを流す方法と、足を使って全身を移動してしまう方法があります。

 

 この方法、一見簡単そうに見えますが、実は頭の切り替えが必要です。
 私達は動作をするときには、足を踏ん張って地面を支えに動くことが多いです。全身、あるいは上体が流れた不安定な状態で技をかけるには、ちょっとした慣れが必要になります。
 この話は、あとで書く正中線の話で、また詳しく。