転倒を防ぐ、足の作り方

足が上がらないからつまづく

健康に長生きするために、もっとも大事なのは「転倒しないこと」だそうです。 

実は、寝たきりになる最大の原因は骨折による入院なのです。

 

転倒は、足先が上がりきらず、障害物に引っ掛けて転ぶケースが多いです。(あとは段差の踏み外しや、滑りなど)。

つま先が上がるようにしておけば、転倒の可能性は大幅に減少します。

 

つま先が上がらない原因は3つ。 

①足首の関節が固い・歪んでいる

②足を持ち上げる筋力不足

③ふくらはぎが固く、つま先が上がらない

一つづつ、説明します。


対策1 足首の関節を整える

まずは、いちばん大事な足首の話から。

つま先が十分に動くためには、足首の関節が大きく動く必要があります。

 

関節は使わないでいると固くなり、動く範囲が狭くなってきます。

とくに図にある背屈をやりにくくなると、つま先が上がらず、引っ掛けやすくなるのです。

 

背屈の目安は、スネを立てて背屈し、つま先がくるぶしよりも低ければ、固くなっていると言えます。

 

この部分を柔らかくするのは難しいので、足首関節だけは関節リリースによる施術をおすすめします。下のフォームからご連絡下さい。

 

あとの2つは、セルフトレーニングです。 


対策2 腸腰筋を鍛える

 

1つ目は、筋トレ。 

足を持ち上げる主な筋肉は、腸腰筋。 

胴体の内側を通って足の根元につながる大腰筋と、骨盤の内側にある腸骨筋を合わせて腸腰筋と呼んでいます。

 

子供のときは足を大きく上げて駆け回っているので筋力が保たれますが、大人になって静かに動くようになると、この筋肉が衰えてきます。すると、足が高く上げにくくなって引っ掛け、転倒してしまうのです。

 

鍛えるには、膝を高く上げる運動を行うこと。

壁に手を付きながら、膝を高く上げる運動を、一日に2セット程度行います。

ここに筋力がつくと、つま先が上がりやすく、転倒が少なくなります。


対策その3 ストレッチ

 ふくらはぎにある腓腹筋が固くなり、伸びなくなっても、つま先が上がりません。

 

そこで、ストレッチをすることで腓腹筋が伸びると、つま先が上がりやすくなり転倒を予防する効果があります。

 

方法は、いわゆる「アキレス腱伸ばし」の方法です。ただし、揺すったり伸縮させたりするのではなく、筋肉に体重がかかるようにして、そのままじっくり待ちます。

 

時間は、最低でも1分以上。

時間をかけることで、筋肉の組織がじわじわ伸びて、つま先が上げやすくなります。

 

 

 

まずは足の固さを点検して、上げやすくしていきましょう。


連絡はこちらから

メモ: * は入力必須項目です

 

翌日までにはご連絡を差し上げます。

 

まれに、メールがフィルタに引っかかってしまって届かないことがあります。

もし1~2日たっても連絡が行かない場合には、改めてお電話をください。

 

℡ 080-3112-8738