慢性の腰痛は「足」で治す

慢性腰痛は抜けない緊張

腰痛は、大きく2つに分けられます。

一つは、長く続く慢性腰痛。

もう一つは、いわゆる「ぎっくり腰」です。

 

実はどちらも筋肉の緊張によるもの。

筋肉は、緊張すると血管を圧迫します。長く続くと、その血行不良によって腰痛の多くは、筋肉の緊張によるもの。

緊張して固くなった筋肉が血管を圧迫し、酸素や栄養分が行き渡らなくなった筋肉が痛みだすのです。

 

緊張の原因は主に3つ。

一つは、意外ですがストレスだそうです。

そしてもう一つが「姿勢」です。

 

といって、背筋を伸ばせばいいとか、そういう話ではありません。

姿勢が悪いときは、たいてい身体の重心の位置が悪く、重心を整えないと、なかなか楽にならないのです。


後ろ寄り重心を足で整える

現代人は、足の裏のかかと側に体重がかかっている人が増えています。

 

かかと体重では、身体が後ろに倒れそうになるので猫背になってバランスを取ろうとします。それが腰の筋肉を緊張させます。

 

かかと体重の主な原因の一つは、足首の固さです。足首が曲がりにくいことで前に体重を載せられず、重心がかかと側に移動してしまうのです。

 

この場合、足首の関節を柔らかくし、ふくらはぎの筋肉をストレッチすると、重心の位置を調整できて姿勢が変わります。


左右のズレを足で整える

重心が左右で違うときも、腰痛の原因になります。

 

足に痛みや歪みがあると、一方の足にだけ体重をかけるので骨盤が傾きます。上半身は、その傾きを打ち消すために、逆方向に傾いてバランスを取ります。

そのときの筋肉の緊張が、痛みを作り出すのです。

 

これも左右の足の状態を見て、同じように力がかかるように調整すると、痛みの原因にアプローチできることになりますね。

 

いずれにしても、腰痛が習慣になっているときには、足に何らかの理由があることが多いので、ぜひ一度ご相談ください。


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