GWのお知らせ
4月29日(日)から、5月6日(日)まで、お休みを頂きます。
ご了承下さい。
院長 池浦誠 1969年生まれ。 2005年にTAM手技療法を発表し、開業。 2017年に技術指導用DVD「関節リリース5テクニック」を上梓。
奈良市西大寺新池町3-10電話 080-3112-8738hakkidou.tam@gmail.com
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2018年
4月
06日
金
先日、水泳をしている方が、足の治療でいらっしゃいました。 足の方は関節リリースで治療したのですが、その際、水泳で肩甲骨をうまく使えないとおっしゃいます。 ■肩甲骨の動きは、鎖骨で意識する。
肩甲骨は肩にある平たく大きな骨です。 上下左右、回転運動を行って、腕の動きを補助しますので、上手に使えるかどうかで腕の可動範囲は大きく変わってきます。とはいえ、見えにくい場所にあるため動きを意識しにくい骨でもあります。 そこで、鎖骨。肩甲骨は鎖骨によって胴体につながっているので、鎖骨を意識すれば、肩甲骨の動きをイメージしやすいのです。 例えば、右の肩甲骨を動かすとしましょうか。 首のすぐ下にある骨のへこみ。これが鎖骨の始まりです。その部分に左手の親指を当て、人差し指で右側の鎖骨に触れます。これで、指先で鎖骨の動きを感じることができます。 そのまま、右肩を上下や前後に動かしてみましょう。鎖骨が動いているのがわかると思います。 ■鎖骨から先が、腕だと考えてみる
鎖骨の動きがわかったら、次は腕を動かします。ただし、腕と一緒に鎖骨が動くように意識してみてください。腕と鎖骨が一緒にうごくことで、腕の動く範囲が大きく広がっているのがわかると思います。 もっと言えば、鎖骨から先が腕だと思ってください。始まりの場所が首の下だ、と思うだけで腕の動きが変わってくるはずです。 …というようなことを、お客様に語って、動かしていただくと 「そうですね、ほんとに大きく動きますよ!」 と喜んでいただけました。
「そうでしょう、そうでしょう」 と言いながら、自分でもやってみたら、私の腕も、いつもより大きく動きます。偉そうに言っていながら、私も肩甲骨が使えていなかったようです。 思ったより使えていないのが、肩甲骨。一度試してみてください。
3月
28日
水
膝の痛みで悩む人は多いです。一般的には変形性膝関節症(関節軟骨のすり減り)が原因と言われることが多いですね。 しかし、すり減りによる腫れも摩擦音もないのに、膝が痛む方が少なくありません。そんな場合は膝の「ズレ」「ねじれ」をチェックすることをお勧めします。 ■多いのは、外向きのねじれ
ズレ・ねじれがはっきりするのは、膝を深く曲げたとき。
膝の内側靭帯の動きが悪いために、脛骨(すねの骨)が、わずかに外側を向くケースが多いです。
関節の向きが変わることで、靭帯が本来なら引っ張られないあhずの方向へ引っ張られて、痛みを発するのです。 また、私達の身体は、わずかなズレにも敏感です。そうしたズレを、筋肉に力を入れてカバーしようとするので、膝周辺(特に大腿部)の筋肉を緊張させ、筋肉の緊張痛や、トリガーポイントによる痛みを発生させるのです。
このようなズレを放置しておくと、靭帯や関節軟骨に負担をかけ、本当に変形を起こす原因になることも。 ■膝を調整。同時に足関節の調整も必要
こうした場合、膝の内側の靭帯・関節包を解いて、まっすぐに曲がるようにしてやる必要があります。
また、膝のねじれが足関節の歪みから起きていることもありますので、足の調整も行うと、効果が長持ちすることが多いですね。
18日
日
座っているのは、意外に腰に負担がかかります。立っているよりも二倍、負担がかかるという研究もあるほど。そこで、腰痛の予防になるように、腰に楽な椅子の選び方をアドバイスします。 ■仕事には、前下がりの椅子を! 猫背になると、背骨にも筋肉にも負担がかかります。腰痛を防ぐには、腰が適度に反っていることが必要なのです。 そのために重要なのは、膝とお尻の高さです。膝の方が低いと、身体は前に傾きますね? すると腰に自然な反りが生まれます。 膝が低くなるよう、座面が前下がりになった椅子が、腰痛の予防には最適なのです。 とはいえ、会社などの備品の場合には、自分で選ぶことはできませんね。後ろ下がりになっている椅子で作業をする場合には、座り方を変えましょう。座面をやや高くして、浅く腰かけると、膝が下がって腰に自然なカーブが生まれます。 ■後ろ下がりの椅子は、背もたれを使う 座面が後ろ下がりになっている椅子は、たいてい背もたれがついていますね。こうした椅子は、寄りかることを前提として作られています。 背もたれの位置が、意外に重要です。 やはり、腰に自然なカーブがあることが重要なので、寄りかかった状態で腰が軽く反るものを選んでください。