耳に入った水が、簡単に抜ける方法

 お風呂や水泳の時、耳に水が入ったらどうしますか? 昔は、水が入った方の耳を下にして、ジャンプしろなどと言われていました。この方法、手間がかかるわりに、効果はイマイチ。

 ところが先日、そんな耳の水を簡単にとる方法を知りました。
 それによると、耳に入った水が抜けないのは、少ない量の水が、表面張力で張り付いているからだというのです。つまり、ある程度以上の量になれば、簡単に流れ出してくるとのこと。

 シャンプー時に、耳に水が入ったのでためしてみました。
 水音がする方の耳を上にして、お湯を流し込む。いっぱいになったら、下に向けて、水を流し出す…と、見事に水が抜けました!
 あまりにも簡単なので、嬉しくてわざと何度も水を入れては抜きを繰り返したくらい。
 本当に便利です。

 さて、その数日後、妻が
「耳に水が入った…」
 と言い出しました。私は先日の話を大威張りで語って聞かせ、すぐに治してやると豪語しました。水道から汲んできた水を耳に…すると
「うわっ、めまい、めまいがする!」(@_@)
 と慌てる妻。

 おかしい。おかしいけど、どこかでこんな話を聞いたような気が…。

「そういえば、耳に冷水を入れると、めまいがするって、学校で習ったな」
「それを先に言ってよ!(怒)」
 怒られてしまいました。 (^^ゞ

 ちなみにこの検査、温度刺激検査と言います。耳に冷水を入れて、内耳の機能を調べる検査で、強いめまいが出るほうが正常(継続時間は二分以内)。

 みなさんは、お湯でどうぞ。