痛むほどではない。

でも、指がぎこちなく、動かしにくい。

そう感じたら、手首を動かしてみてください。固くなっていませんか？

指は手のひらについています。手のひらを支えているのは手首で、手首が固くなると指の方向の微調整ができず、動かしにくくなるのです。

図のように、手首にはサイコロほどの小さな骨が８個もあります。この手根骨が滑ることで、手のひらは柔らかく動き、すぼめたり開いたりという微調整ができるのです。

使いすぎなどで手根骨の滑りが悪くなると手のひらが固くなります。指の微調整をするのに余分な力が必要になるので、指が重く感じたり、動かしにくくなったりするのです。

またこの部分が固くなると手のひらを回しにくくなります。肘に影響が出ることも。

軽度の場合は、手のひらをすぼめたり開いたりというストレッチをすることである程度の効果が見られます。

それでも改善しない場合は、関節リリースによる手根骨の施術をオススメします。

手根骨が自由になると、手首から肘までが動かしやすくなってきます。