手などの腱が腫れて痛む腱鞘炎。
腱鞘は腱の通り道で、まっすぐのときはほとんど摩擦が生じません。摩擦が生じるのは、腱鞘が曲がっている時。
曲がっている内側に腱が擦れて、炎症を起こします。
とくに、手を固めるように強い力を掛けて使うと、摩擦が強くなって炎症を起こしやすくなります。
逆に言うと、なるべく腱を曲げないポジションをとり、力を入れすぎないようにすることで、腱鞘炎は起こりにくくなります。
ただ、そういったポジションを取るのが難しい場合もあります。
例えば、肩甲骨や肩関節の動く範囲が狭いと、その分を手首や肘を無理に曲げて使う必要が出てきます。
そんな場合は、肩甲骨や肩関節の可動域を広げる施術が必要です。
関節リリースで肩甲骨の動く範囲を広げ、肩関節や手首がよく回るようにケアします。
とくに、肩甲骨の動きが大きくなると楽なポジションが取りやすくなるので、再発を防ぐのに有効です。
八起堂治療院
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