関節や筋肉、軽く動いていたのに、いつの間にか固くなっていることがありますね。
これは、関節や筋肉の隙間に、タンパク質が沈着するからです。
血液には様々な種類のタンパク質が含まれています。
とくに繊維タンパク質(あのコラーゲンもその一つ)は、関節包や筋膜などの材料になる成分。ケガや使いすぎの炎症の時、修復に使われます。
ところがこの繊維タンパク質、もともとくっつきやすい性質を持っているので、関係のないところにも貼り付くことがあります。多くは、普通に動いているうちに取れて流れてしまうので、じゃまになることはありません。
問題になるのは、炎症が続いたり、動かない状態が続いた時。
くっついたタンパク質が取れないまま重なってしまい、自然に取れるのが難しくなります。柔らかい雪が積もって固くなるように、積み重なったタンパク質が動きを邪魔するようになります。
これが、関節や筋肉が固くなった状態なのです。
柔らかくするためには、この貼り付きをとってやる必要があります。
その技術が、関節リリース・筋膜リリースです。
セロハンテープを剥がすところを想像してください。
横に引っ張っても取れませんが、上に引っ張ると簡単に剥がれてきます。
同じように、関節や筋膜の貼り付きも、取れやすい方向があります。
次の図は、関節リリースの代表的な技術、ずらし法による施術の簡略図です。
関節の動きを観察して、貼り付き部に力がかかるように操作します。
そのまま動かすことで、貼り付きが取れて、関節の動く範囲が広がります。
これ以外にも、関節や筋膜の貼り付きを取る、多くの方法があります。
それをまとめたのが八起堂の関節リリース・筋膜リリースなのです。
具体的な施術のイメージは、下の動画を参照して下さい。
(株)医療情報研究所から発売されている「関節リリース5テクニック」というDVDに収録されている画像です。施術しているのが八起堂の院長、池浦です。
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