加工肉の発ガン性に負けない

 先日の、WHOの発表
「一日に50グラムの加工肉は、大腸ガンの可能性を18%増やす」
 は、あちこちで波紋を呼んでいますね。「もうソーセージやベーコンを食べられなくなる!」と嘆く人もいるとか。

 肉食の過多がガンを増やすことは、昔から知られている事実です。今回の統計も、おそらく事実でしょう。
 事実ですが、それほど気にしなくてもいいと、私は思っています。

■肉食が増えて寿命が伸びている?

 例えば、日本人の食生活は、戦後一貫して肉食が増えてきています。その一方で、寿命はどんどん伸びている…。おかしいですよね? これは、人間の死因はガンだけではないからです。

 江戸時代や明治、大正時代、ハシカやインフルエンザが流行すると、万単位の死者が出たものでした。それほど怖い病気だったのです。

 ところが、高度経済成長の頃から、ハシカやインフルエンザで死ぬ人は、急に少なくなりました。

 もちろん、予防接種や薬の進歩もあるでしょう。しかし一番の要因は、タンパク質の摂取量が増加して免疫力が上がったことによるものだと言われています。食生活に肉が増えるに従い、病気で死亡する率が下がったのです。

 また、タンパク質は筋肉の元でもあります。不足すれば当然体力が下がり、寝たきりのリスクが増えます。現在でも、肉の摂取量が多い高齢者の方が活動性が高く、衰えにくいことが知られています。

 つまり寿命への影響を全体的に見ると、手軽なタンパク質の摂取源である加工肉が、リスクばかりでないことがわかります。

■それでもリスクを減らすなら、他の方法で!

 もちろん、同じだけのタンパク質を魚や大豆で摂るほうが、全体としてガンのリスクは下がるはず。でも簡単ではありませんよね。
 それなら、他の方法でリスクを下げればいいのです。

 例えば、野菜や食物繊維を多く摂ることで、ガン全体の発生率が下がることはよく知られています。合わせて塩分を減らせば、ガンだけでなく、高血圧も減らせます。
 また、日常的に軽い運動をしているとガン・高血圧だけでなく、糖尿病のリスクや認知症のリスクまで減らせることがわかっているのです。

 こうした方法を1つか2つ始めるだけで、充分に加工肉のリスクを打ち消すことができるでしょう。

 あれを避ける、これを避けるよりも、こうした方法で、トータルのリスクを管理する方が、結果として楽しみが多く、元気で長生きできるのではないでしょうか。

イラストは「かわいいフリー素材集いらすとや」から

院長 池浦誠
1969年生まれ。
2005年にTAM手技療法を発表し、開業。
2017年に技術指導用DVD「関節リリース5テクニック」を上梓。

八起堂治療院のツイッターは、こちらです。

八起堂連絡先

奈良市西大寺新池町3-10
電話 080-3112-8738
hakkidou.tam@gmail.com

こちらからの返信メールが、
迷惑メールフィルタに引っかかってしまうケースがあります。(特に、ケータイのメール)

一日待っても返信がない場合は、改めて電話でご連絡下さいますよう、お願い致します。

お知らせ

サイト内検索

ブログ最新記事

2018年

1月

20日

ツイッターやってます

年が明けてから、ツイッターを頻繁に使ってます。

前から持ってはいたのですが、かなり長い間、放置していました。

とはいえ、このホームページのブログも、このところサボり気味。
なかなか長い文章をまとめられないんですね。

ツイッターなら、思い付きのメモ程度でも書けるので、しばらくツイッターを中心に使ってみようと思います。とくに、受けの良い記事があったら、長く仕立ててブログにするかもしれません。

続きを読む

2018年

1月

06日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

この正月は、妻の実家の山形に里帰りしておりました。
そこで飲んで食べて寝たり、たまに義父、義母の足を施術したりと充実した日々を過ごしておりました。

帰りに少し東京に寄って帰ってきたのが今日。
ということで、ご挨拶が遅れまして申し訳ありません。

 

ところで。
山形県河北町にある「定助そば屋」の平日限定メニュー「煮干しラーメン」が美味いです!

煮干しラーメンというとおり、確かに煮干しの味なのですが、コクを加えてきっちりラーメンの味に仕上がっています。
魚介系ラーメンが好きな人なら、ぜひ!

定助そばや 山形丸ごと情報サイトのリンク

2017年

12月

11日

「琵琶湖の水、止めたろか!」のために

ときどき、どうでもいいことが気になることってありませんか?

 関西に住んでいると、よく聞くネタの一つが、
「京都め、滋賀をなめとったら琵琶湖の水止めるぞ!」
 なわけです。

  京都の水道の水源は、琵琶湖。そこで、
「水止めたら、水がなくなって暮らせへんやろ!」
 というのが滋賀県民の言い分ですが、実際に琵琶湖の水を止めると、行き場を失った水が溜まって、やがて滋賀の町が水没。京都よりも困るはずです。

 

  滋賀の人が「止めたろか」を言うためには、琵琶湖の水をどうにかしなくてはなりません。そこで考えました。

 福井までトンネルを掘ればいいのでは?!

 

 福井に向かってトンネルを掘るなら、琵琶湖最北端から敦賀に抜けるコースが最短です。
 琵琶湖の水面は、だいたい標高85メートルなので、それより低いところを出口にすれば、水は日本海に流れてゆきます。

  標高を教えてくれるホームページで調べてみましょう。
  地理院地図 電子国土web

  標高85メートル以下になるのは、北陸本線の新疋田駅付近(リンク先地図の、中心付近)で、琵琶湖からだいたい11キロメートルの距離です。
 ここまでトンネルを掘れば、もう水を止めても大丈夫!

 

  気になる予算ですが、だいたい同じ長さの飛騨トンネル(東海北陸自動車道)の工事費が1000億円くらいだそうです。

 滋賀県の年間予算が、一般会計、特別会計あわせて約7000億円。その1%、70億円を毎年工事に使えば、15年でトンネルが開通する計算になります。 

 どうですか、滋賀県の方!
 京都に「水止めたろか!」を言うために、掘ってみませんか?