新しい理論による、新しい腰痛体操

 腰痛対策として、昔から言われているのが「腰痛体操」ですね。
 昔から言われているのに「腰痛体操で腰痛が治った」という人は、多くありません。なぜでしょうか?

 それは、今までの腰痛体操が、古い理論に基づいているからです。

 

■腰痛の理論が変わった!

 何年か前まで、腰痛の原因は、脊椎(背骨)が傷んでいることだと考えられていました。そこで、腰のまわりの筋肉を鍛えて脊椎を守ろう、という腰痛体操が生まれたのです。

 しかし近年の研究で、腰痛の9割以上が脊椎に問題がないことがわかってきました。それどころか、多くの腰痛が、筋肉の緊張による痛みであるとわかっています。

 筋肉の緊張が原因ですから、緊張をゆるめる体操が必要です。

 

■緩める感覚を作る腰痛体操

 誤解のないように書いておくと、筋肉を鍛える事自体は悪くありません。鍛えた後に、筋肉をゆるめるのがポイントです。

 代表的な腰痛体操を元に、解説します。

 

 仰向けに寝転んで、膝を立てます。その状態で、背中を持ち上げるように、背筋にギュッと力を入れます。(この時、お尻を浮かせないように)。

 次に、息を吐きながら背中をストンと落とします。ゆっくりと息を吐き続けながら、背中の力が抜けてゆくのを感じます。そのまま、ダラーンとして10秒くらい。

 ある程度ゆるんだ感じがしたら、もう一度上げて、落とす。これを、何度か繰り返します。

 

 お尻を浮かせないようにするのは、背筋の緊張をわかりやすくするため。一度、背筋を強く緊張させることで、そのあと力を抜きやすくなります。

 脱力すると眠気が出ますので、眠る前が最適です。

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ブログ最新記事

2017年

7月

25日

NHKガッテン2017年7月12日で、関節包の治療が紹介されました

 古い話で申し訳ないのですが…。
 この回のガッテンのテーマは膝の痛みでした。

 一般的に膝痛は、関節軟骨がすり減ることによって起こるとされています。
 ところが、ある医師がレントゲン写真と患者さんの状態を比較したところ、それとは違う結果が出ました。軟骨がすり減っていても痛みが出ない患者さんがいたり、すり減っていないのにひどく痛む患者さんがいたりしたのです。

 そこで医師がたどり着いた結論は、関節を包む膜、関節包が固くなり、縮んでいることが痛みの原因であるというものでした。

 番組は、関節包のストレッチで膝の痛みを軽減する方法を紹介していました。

・・・・・・

 来ましたね!

 私の知る限り、関節痛の原因を関節包と紹介したテレビ番組は、これが初めてです。

 昨年、「筋膜の癒着」という形で、癒着が原因という話が出ましたからTAM手技療法の基礎になる仮説、「関節包の癒着」が証明されるまで、あと一息です!

2017年

5月

29日

仏様は、前のめり…姿勢と重心の関係

 今、奈良の国立博物館で「快慶展」をやっています。

 奈良には国宝・重文級の仏像がゴロゴロしていますが、その中で一番好きなのを選べと言われたら、迷わず東大寺南大門の金剛力士像を選びます。この像を作った中心人物の1人が快慶です。 

 快慶の特徴は、写実とデフォルメの融合した迫力。

 今回の快慶展では、様々なバリエーションの像を比べることが出来て、興味深いものでした。

 ある高僧をモデルにした像など、顔のシワから口元の微妙な歪みまで、モデルの性格がはっきりわかるほどの描写力。いかに観察力に優れた仏師だったかがわかりました。 

 いくつもの像を見ているときに、妻が言いました。
「仏様って、前のめりだね」
 なるほど、横から見ると直立していません。角度にして10度くらい、前に傾いて立っています。

 

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2017年

4月

11日

ねんざの痛みが長引く原因は

  八起堂治療院は、ねんざ後遺症の治療を得意としていますので、捻挫についての問い合わせをたびたび頂きます。

 

  その中でも多いのが、

 「ねんざのあと、何ヶ月たっても腫れが引かなくて、気がついたら関節の動きが悪くなっていたんです…」

  という、長引いたねんざの後遺症です。

 

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