繰り返す足底腱膜炎の原因は?

 スポーツをしている人で、足の裏が痛む場合、多いのが足底腱膜炎です。足のアーチを支えている腱の膜(そのままですね)が、使われすぎてダメージを受け、痛む症状です。

 そうした人たちを見ていると、やはり足首が固い人が多いです。とくに、背屈が固い(つま先が上がらない)方が多い。

・衝撃を受け止める、ふくらはぎと腱膜
 ランニングをする時、接地の瞬間にかかる衝撃は、体重の三倍以上と言われています。足の腱は、それを支える役目を持っています。

 正常な人の場合では、その衝撃はふくらはぎの筋肉と、アキレス腱、そして足底腱膜の弾力によって分散・吸収されています。
 例えて言うなら、魚釣りの釣り竿のようなもの。柔らかく曲がることで糸(足底腱膜)にかかる衝撃を吸収し、切れるのを防いでいます。

 ところが、足首の固い人の場合には、接地した足が沈み込んだところで、関節が止まってしまいます。筋肉もアキレス腱も働くことができなくなるので、足底腱膜だけで衝撃を受け止めなくてはなりません。それが繰り返されることで腱膜が傷つき、炎症を起こしてしまうのです。

・つま先の高さで固さを確認する
 つま先の上がりの目安ですが、だいたい20度とされています。
 個人差はありますが、大体の目安は「つま先をあげた時、親指の付け根がくるぶしの高さまでくる」ところです。
 これより固い場合は、足関節が固く、それが足底腱膜に負担をかけている可能性があります。

 もちろん、足底腱膜炎の原因はそればかりではありませんが、何度も繰り返してしまうようなら、試してみて下さい。