「かま足」の原因と治療法

 かま足は、つま先を伸ばしたときに、足先が内側に向かう症状を指します。普通の生活では、まず問題になりませんが、バレエダンサーや、ランナーでは大きな問題になります。

■かま足の原因は?
 多くの場合、かま足の原因は足関節の癒着にあります。

 足関節の全体がキレイに動いていると、つま先がまっすぐに伸びるのですが、内くるぶしのところで動きが悪くなると、内外で動きの大きさが違うために、つま先が内側に入り、かま足になります。
 そして内くるぶし周辺は、よく癒着(貼りつき)が起きやすいところなのです。

■かま足の治療は
 したがって、かま足を治療するには、内くるぶし周辺の癒着をとり、足首の正常な動きを回復する必要があります。

 

 関節リリースで内くるぶしの癒着をとって、動きを回復すると真っ直ぐに立てるようになります。殆どの場合は初回から効果を感じていただけるので、気軽にご相談ください。

 その後、足首を大きく回す運動をしておくと、再度の癒着をあるていど防ぐことができます。
 これは普通のストレッチのように伸ばすことが目的ではなく、可動域の最大限で(痛みのない範囲で!)回すようにしてください。